東京物語を観よう♪


2012年8月、英国映画協会発行の世界でも権威ある映画誌「サイト・アンド・サウンド」による、世界の映画監督358人が投票で決める最も優れた映画に、小津安二郎監督の「東京物語」(1953年)が選ばれました。さらに批評家ら846人による投票でも同作品は3位となりました。

「サイト・アンド・サウンド」は10年ごとに映画50選を発表。批評家部門で「東京物語」は前回2002年には5位、92年は3位でした。同誌は小津監督が同作品で「その技術を完璧の域に高め、家族と時間と喪失に関する非常に普遍的な映画をつくり上げた」と評価しました。ちなみに邦画では他に批評家部門で小津監督の「晩春」(1949年)が15位、黒沢明監督「七人の侍」(1954年)が17位、同「羅生門」(1950年)が26位、溝口健二監督「雨月物語」(1953年)が50位となっており、映画黄金期と謳われたこの時代の日本映画の根強い評価の高さを伺わせます。

ところで今回、批評家部門ではなく監督部門で「東京物語」がNo.1に選ばれたことには大きな意義が感じられます。深い洞察力をもって常に世界の動向をにらみ、創作に向き合っている映画監督たちによって、世界的不況が深刻化する2012年のこのタイミングで日本を代表する本作品が選ばれたのです。

「東京物語」の舞台は昭和28年、今から60年前の日本です。経済的復興を戦後日本の復興と信じ、巨大な煙突群が吐き出す公害もものともせず、世間の価値が高度経済成長へと邁進していく、まさにその渦中にある“東京”と、奇しくも戦火を免れ、まだ経済成長の波からほど遠い穏やかな“尾道”が対比的に描かれます。広島の田舎から東京で生活する息子たちに会いに上京する、老いた父の謙虚で慎ましい眼差しを通して描かれるもの、それがこの映画の主題と言っていいでしょう。

さて、東日本大震災および福島原発事故を体験した日本は、今まさしく新たな経済的復興を目指して邁進し始めています。しかしその前提として、地球環境に甚大な被害をもたらすことが明らかになった原発を、多くの国民や世界の声をよそに再稼働させました。この復興は果たして誰のためのものでしょう?そもそも、私たちは戦後の経済復興に連なる経済のグローバル化によって本当に豊かになったでしょうか? このタイミングで、改めて「東京物語」を観直すことはそれらを考え直す大切な契機であり、実は今回の受賞は世界の映画監督たちからの日本に向けたメッセージだったのかもしれません。そのように意識して観ることで、私たちが失ってきたものの本質が何であったのか、老父の存在感を等身大で演じる笠智衆の眼差しに見いだせるでしょう。

ちなみに上映場所の玉名市天水町は笠智衆の出生地♪

これを機にぜひDVDでこの傑作に触れてみて下さい。 

東京物語

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神様になる日に向けて?

地元の八幡宮における秋の大祭がいよいよ明日14日!

この一週間、我が家ではいろいろな御神事が執り行われ、公民館では寄り合いに次ぐ寄り合い、そして宴会の数々!

めくるめく非日常の日々が過ぎ去っていきました(汗)。

とりあえず、説明を省いて画像をアップ!

明日は朝から口が訊けず、地面に足を降ろしてはならないのであった・・・(謎)

田んぼカフェ 快調♪

県民購読者数最多を誇る熊本日日新聞の、本日発行付録情報誌”あれんじ”の表紙とトップ記事を「TANBO Cafe」が飾りました。

トップ記事♪

さっそくこの記事を読んだお客さんがわんさか!

しかも今日は宝島出版の全国誌「田舎暮らしの本」12月号の取材も入っていて大にぎわい♪

さらにさらに!

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田舎暮らしでは決して手に入らないオーガニック輸入食品!

スタッフみんなで分けていただきマ〜ス♪どうもありがと〜


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おやすみなさ〜い♪