こんどの日曜日(1月18日)はお忙しいですか?
この日は14時から玉名市内の高瀬蔵でドキュメンタリーの上映会を開催します。
世界的なエコロジーの思想家が現代の日本人に「大地」「精神」「社会」についてシンプルに問いかけ、幸せに生きることの根本について、深い気づきを促していく作品となっています。さらにこの作品が重要なのは、観賞後に参加者が互いに語り合い、意見交換することを想定して作られていることにあります。
ただ観ておしまいではなく、そこで感じたことを自分なりの言葉で伝え、あるいは他の人の気づきをシェアしてもらうことでさらに新たな気づきが得られる・・・こうして、ひとつの情報であったものが、あなた自身の生きた行動へのスイッチとしてリアルに機能し始める・・・そんなスリリングな体験を誘う素敵な作品です。
いま私たちに必要なのは、このように実際に顔を突き合わせて、あるテーマに基づいて“互いを深め合うために”語り合う、経験の積み重ねだと思います。このような機会や場が、社会や日常のなかにどれだけあるでしょう?
もはや日本が民主主義国家ではないことは明らかです。しかしだからといって政治やマスコミや教育等を批判しているだけでは何も動きません。
一人一人がゆとりを作って時間を共有し、顔を突き合わせ、相手を思いやりながら、しっかりと話を掘り下げていくこと。これこそが民主主義の原点であり、私たちがいますぐ始められることです。この手続きなしにはいつまで経っても私たちの社会は豊かにならないでしょう。
私はできるだけ多くの、いろいろな人と、実際にお会いしてじっくり話し合いたいと思っています。そして共に深め合い、高め合いたい。そして独りでは解消できなかった問題を解決しうる課題へと変容させ、解決へと向き合っていきたい。ですからそのような場を、手作りですが心を込めていま準備しています。
今回の「サティシュ・クマール 今、ここにある未来」の上映イベントはその第一歩です。
気になった方はどうか“時間がない”と言わずになんとか時間をすり合わせてこの機会にご来場下さい。お待ちしております♪